管理人より
2018年度の営業期間、営業時間について確認できるところは更新致しましたが、 日にちや曜日、天候により変更される場合もあります。 また人気のヤナは入れないこともある為、事前の確認・ご予約をおすすめ致します。

ヤナってなに??

最上のヤナ

ヤナは漢字で「梁」と書き、川の両岸もしくは片岸から杭や石、竹などを用いて水流をすのこ状の台で堰き止め、魚の流路をふさいで捕獲する仕掛けのことです。
魚の掴み取りをする為に作られた観光施設と思われがち(実際何度かそういう方にお会いしました。。)ですが、ヤナはもともととっても歴史の古い漁具です。
川をさかのぼる魚を捕まえる「上りヤナ

川を下る魚を捕まえる「下りヤナ
があります。
鮎が産卵する時に川を下る習性を利用している為
下りヤナの方が一般的です。
ヤナのシーズンは概ね6月の終わりごろから10月末くらいまでですが、早いところでは4月の終わりからやっています。
昔は常設ヤナもあったのですが、ヤナは年中設置されているわけではなく、鮎の解禁との絡みもある為、規模や自治体によっても異なりますが設置するのに1か月程はかかります。

 


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ヤナの構造

ヤナはなかなか考えられて作られています。
鮎を獲る為の下りヤナの場合、よく見るとヤナ自体が川の上流側に傾けて設置されている構造になっている為ザルで水を切るような感じでそこに下って来た鮎が入り打ち上げられます。
川の一部をせき止めて、狭くすることで川の流れる勢いを増しているのも特徴です。

ヤナで獲れる魚

ヤナで獲れた鮎

ヤナで獲れる魚は、鮎だけと思われがちですが、川をせき止めて作るのと、
上りヤナ、下りヤナと魚の特性に合わせて作る為
鮎以外にもサケ、マス、ウナギ、ウグイなども獲れます。
川をせき止めて水を「すく」わけですから、とても効率の良い漁法である一方で
上流に住んでいる人、下流に住んでいる人でトラブルとなったり
ヤナの設置自体を禁じた例もあるようです。

 



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