おいしい鮎の甘露煮の作り方・レシピ
慣れれば意外と簡単。手間暇かけた分味に出ます。鮎シーズンが終わる前にマスターしたい一品
■材料
アユ...8〜10尾
番茶もしくはほうじ茶・・・大さじ1(お茶パックに入れておきます)
水・・・4カップ
酒・・・大さじ4
みりん・・・大さじ4
醤油・・・大さじ4
ざらめ(もしくは黒糖)・・・大さじ5
1.鮎の塩焼きのページにあるようにまずは下処理をします。ぬめりと内臓を取った後鮎に塩をせず素焼します。弱火で10分ほど香ばしく焼き上げます
2.煮詰める鍋底に笹の葉を敷きます。焦げ付かないようにするためです。煮ザルなどの代用も可能です。素焼きした鮎を丁寧に並べます。こだわるのであれば素焼きした後に半日ほど乾燥させて煮崩れを防ぎます。
3.紙蓋をした後水(上記の分量外です)、番茶のパックを加えて沸騰し柔らかくなるまで煮詰めます。圧力なべを使うと早くできます。その場合は、沸騰して加圧したら10分ほど弱火にかけると柔らかくなります。煮汁が多すぎるようなら捨てます。
4.柔らかくなったら水、酒、みりん、を加え紙蓋をして煮詰めます。沸騰したらざらめを加えて煮詰めます。煮汁が少なくなってきたら醤油を加えて少し煮たら火から上げます。15分程蒸らして煮詰めれば完成です。
こだわるなら・・・
笹の葉を使い、ザラメ、醤油などの調味料を入れて煮詰めた後に丸一日寝かせます。そして味の調節をしながら煮詰めを繰り返すと柔らかく照りのある美しい甘露煮が出来ます。どうせなら季節の終わりに子持ち鮎で造りたいところです。